WING


僕に一対の羽があれば すぐ君のもとへ行けるのに

神様は僕に羽を与えない どうしても欲しいものなのに

それだけあれば充分だと叫んだ 夢でも叫んだくらいだ

翌日僕は思ったんだ あんな事が起きて…

「やっぱり羽なんてない方がいい」


学校に行けば会えるじゃないか 羽があるって事は

僕が“ヒト”じゃないって事だろ?

そしたら僕と君は出会えてない そういう事


通学路 車の多い交差点

物思いにふけていた僕は 信号を見てなくて

僕は神様から羽をもらった

君よりも 雲よりも 高い所へ行ける羽を



後書き

物理の授業中、先生が「お客さんが来ているので」と言って逃走。数分放置された生徒たち・・・。
その切なさ、というか物悲しさのせいでこんなものが出来上がりました(笑)
それなりに自信作(自己満足で終わっているだろうけど)


UPDATE:2007.05.04


モテル男の特徴