お世話になってます

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「隊長!子猫拾って来ましたっ!」
「あぁん?」
「ね、猫ではないっ!!」

突然の乱菊の発言に戸惑い、ルキアは一生懸命弁明する。

「も、申し訳御座いません、私は十三番隊の朽木ルキアです・・・・・・。散歩の途中で松本副隊長とでくわ・・・いえ、お会いして、つれてこ・・・・・・いえ、十番隊へ誘われ、ついて来てしまいました・・・」
「というわけです!疲れてるみたいで、まぁ疲れたもん同士話すのもいいんじゃないかと思って連れてきたんです」
「俺は忙しいんだっ」
「もっもうしわけございませんっっ今すぐ帰りまっ」

くるりと回り右をしたが、ルキアは後ろにいた乱菊に気づかず、そのまま彼女の胸の中に顔を埋めてしまう。
乱菊は苦笑して、ルキアの肩を掴んで、そのままソファーに座らせた。そしてお茶を持ってくるから、と方向を変えた。しかし、すぐお茶を入れには行かず、乱菊は日番谷の横に歩み寄る。

「少しは息抜きしましょ?」

日番谷の持っている筆を取り、そして日番谷の腕を引いた。しかし相手は隊長。ルキアとは違い、乱菊は全く前には進めない。

「なんですか?休憩しましょうよぉ」
「茶なら俺が入れる」

そう言って日番谷は台所へと向かった。

そして数分後。日番谷は3つの湯のみと大福をお盆に乗せて戻って来た。

「ありがとうございます」
「お前は本当堅っ苦しいな」
「申し訳御座いません・・・・・・」
「そこがルキアの良い所なんだから文句言わないの、隊長」

早速大福を頬張る乱菊。そしてルキアにも一個大福を渡す。

「美味しいわよ、京樂隊長貰った大福」

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